
結婚式って何にどれ位のお金がかるのかな。
ご祝儀がどれ位もらえるのかもよくわから自己負担額のイメージが湧きません。
なるべくなら費用を抑えて挙式できると助かるのだけれど・・・
こういった疑問に答えます。
✓本記事の内容
●費用の内訳とご祝儀によってまかなえた金額について
●【体験より】節約手段としてはプロデュース会社利用がおすすめ
記事を書いている私は、貯金や元手はあまりないけれど、挙式や披露宴は人並に行いたい。
そして色々方法を探した結果、実際にかなり節約して自己負担なしで結婚式を挙げることができました。
費用を節約しつつも、ガチガチに制限されない結婚式を挙げたいと考えている方には参考になると思いますので、是非ご覧になって下さい。
結婚式費用と自己負担額は「0円」でした【実際の私のケース】

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情報サイトに見る結婚式費用と自己負担の平均額
まずは、情報サイトに載っている平均的な金額を確認したいと思います。
尚、自己負担額とは費用の総額から、ご祝儀や親族などからの援助金を差し引いた金額になります。
自己負担額:平均額は178.3万円
どちらも「ゼクシィ首都圏 トレンド調査2020年」が参考資料になります。
この自己負担平均額を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、私の取った方法であればこの平均額をかなり下回る節約をすることができます。
挙式の詳細
費用の話の前に、私の挙式がどのような形で行われたかを書いておきます。
・2019年11月23日(土)(祝日:勤労感謝の日)に挙式
・神前式+披露宴
・両家親族のみ
・新郎新婦合わせて29名
ざっくり書くとこんな感じで挙げました。
人数が30名に満たない位だから自己負担を無くせたのではないか、と思われるかもしれません。
ですが、ご祝儀と人数の計算式に基づくと、むしろ人数が増えるほど手元に残るお金は増える計算になります。こちらについても後ほど説明します。
かかった費用と自己負担額
以下が実際の金額になります。
・自己負担額:0円
情報サイトの平均額を参考に比較すると、そもそもの結婚式費用をかなり抑えることができたということができると思いますし、最終的な自己負担額も0円にすることができました。
費用の内訳とご祝儀によってまかなえた金額について
費用の内訳
それでは費用の内訳を項目ごとに確認していきます。※1
・挙式料 :8万(神前式)
・衣装 :31.5万(新郎新婦合算、着付けヘアセット含む)※2
・レセプション :57.4万(1.95万/29人+0.84万/子供1名)※3
・アイテム :9.5万(装花・ペーパー)
・ギフト :8.1万(引出物・引き菓子に袋代・配送料含む)
・写真 :6.5万
・その他 :2.2万(芳名帳、持込品(マジックキャンドルなど))
※1.都民共済衣装代を除く金額の内、約108万に8%、残りの金額に10%の税金が加算
※2.衣装代の内、都民共済からの持込衣装11.5万は税込
※3.料理・ドリンク・控室・音響や機材・披露宴に関わるサービス全般の料金
以上が挙式から披露宴まで含めた全ての費用の内訳です。
ご祝儀など
両家の結婚式出席者のみならず、遠方その他で出席されなかった方や知人から頂いたものを含めています。
・その他の援助金 : 0円
ご祝儀については、親族13世帯から100万円、知人関係では24世帯から55.5万円でした。
・親族は1世帯平均で約7.7万円
・知人関係は1世帯平均で約2.3万円
ということになります。
自己負担額を軽減させるご祝儀以外の資金に親族などから援助金を頂けるケースもあるようなので、「その他の援助金」という項目を記載しておきました。
【体験より】節約手段としてはプロデュース会社利用がおすすめ
リーズナブルな低価格提供を方針にしている
結婚式を振り返って大幅な金額を節約できたのは、なんと言っても仲介業者さんのお陰です。
私の場合は「ゼロ婚」というプロデュース会社に仲介を依頼しました。
不当な中間マージンを取らない、持ち込み料不要、外部委託によるコストの内在化で効率化を図るなどしてリーズナブルな価格体系を生み出してくれているそうです。
最初に説明を受けたご祝儀の基本となる計算方法は以下の通りでした。
・その他の友人・知人など:3万/人※1人あたりの経費は2.5万で計算
(料理に2万、引出物に0.5万)
経費を差し引いて残る金額が
・その他の場合は0.5万
この部分を結婚式費用に充てるというものです。
ですので、参加者が多くなればなるほど、基本的には結婚式に掛けられる費用が多くなるという計算でした。
次に、具体的に費用の中でも大きく節約できたのは衣装代だったのではないかと思いっています。
先程の内訳で書いたとおり、衣装代は全部で約31.5万円でした。
※因みに参考までに首都圏の衣装平均総額は、
・新郎 17.1万円
・新婦 47.5万円
→合計 64.6万円
(出典「ゼクシィ首都圏 トレンド調査2020年」)
衣装についてはゼロ婚紹介の衣装店と都民共済ブライダルの2つを併用しました。
ここでも持ち込み料不要の恩恵に預かりました。
そして、実はwifeはお色直しを2回しております。つまり3着の衣装を用意したのです。
ここに新郎の紋付き袴とタキシードが加わります。
更に言うならこの衣装代には、着付けヘアセット代も含まれております!
それでも衣装代約31.5万円(+税)です。
衣装の首都圏平均総額は合計で64.6万円になりますので、金額だけで考えれば半額程度にまとめることができたことに。
ゼロ婚の提携店舗と持ち込み料不要の方針に大変助けられました。
低価格による不自由はどれ位あるのか
そうは言っても、金額をかなり抑えることができたと聞いたときに皆さんは不安になるかもしれません。そんなに価格を抑えたら色々制限されることがあるのではないか。
例えば、

A)希望日には挙式できないんじゃ…
B)選べる式場が極端に少ないのかな…
C)衣装の選択肢がとても限られている?
D)安くても料理の質が低くなるんじゃ意味ないし…
E)写真はスナップ数枚で、データはもらえないよね?
などなど思われるかもしれません。
私にとっては金額を抑えることも重要な項目でしたので、上記に挙げた項目で不満を感じなかっただけの可能性はあります。
人によって重視する項目とその尺度が違うので、誰でも満足できるかは分かりません。
実際にそれぞれの項目についてどうだったかを書きますので参考にして下さい。
自分たちの希望日でOKです。式場がその日埋まっていて不可というケースはもちろんありますが、挙式日を制限されることはなかったです。
「ゼロ婚」(東京)を例にすると、HPに掲載されている式場の候補は全部で40会場。その内神社は13会場でした。
何百という数ではないので、多いとは言えないかもしれませんが、極端に少なくはないのではと思います。
あまりに多くても逆に迷ってしまいそうなので、そこまで不自由は感じませんでした。
しかも、提携していない式場でも新郎新婦の強い希望があれば交渉しますとゼロ婚は言ってくれていました。
もちろん全ての式場で希望を通すことができるということでは無いと思いますが、できるだけ何とか希望を叶えてくれようとする姿勢を感じました。
ドレスは3店舗を巡り、ドレスは合計で何百とありました。ドレスほどではないにしても色打掛も多数の中から選ぶことができました。
wifeも後半になってくると結局どれが良いかわからないと言っていた程なので、選べる衣装は少なくとも迷える程にはあるといえそうです。
私のタキシードは最初の店舗に数多くあって気に入ったものが見つかったので、2・3件目では確認しませんでした。
ざっくり12品でした。フリードリンクあり。選んだ会場は料理に自信がある会場ですと聞いていたのですが、実際に美味しかったですし、量がとても多くて列席者も満足していたようです。
プロのカメラマンに撮影して頂いたのですが、見積表に「納品は撮影データ(最低300カット以上)のDVDとなります」と記載があります。
実際に挙式前から披露宴終了の見送りまで400カット以上のデータをDVDで頂いたので大変満足でした。
加えて、ディスク表面はプリントできれいにデコレーションしてくれてました。
※挙式日についての補足
1つ目は私の挙式日のお日柄が赤口だったことです。
その点でお日柄的にいくらか金額が下がった部分はあったかもしれません。
ただ、wifeによると当時のTV番組の占い系で、2019年の西暦に見る良い日取りで11月23日は3位だったそうで、赤口だけれども悪い日ではなかったとのことでした。
私の場合は低価格を求めて赤口にしたわけではなく、この日が祝日でちょうど式場が空いていたこと、そしてこの日は(土)だったことで決めました。
赤口なので空いていた可能性も考えられますが、遠方から来る親戚が結構いる状況でしたので、「祝日に挙式できる+翌日が日曜日」という日取りは大変助かりました。
2つ目は、打合せを始めた後挙式日前の10月に消費税増税が開始されたことで、その時点での確定金額は8%の消費税で進めるという処置が取られました。
その点でいくらか現在よりも金額が抑えられた事実があります。
まとめ
これまでの内容のおさらいです。
(平均額:382.6万円 招待人数:62.8名)・自己負担額は0円(平均額:178.3万円)・ご祝儀額は155.5万。その他の援助金はなし
・実体験より節約手段としてプロデュース会社利用がおすすめ
・リーズナブルな低価格体系を方針としている
・低価格とだけ聞いてイメージしがちなほど質は悪くなさそう
・私の場合は、日取り、式場や衣装選び、料理、写真などについて不満はなかった
予算的にある程度節約する必要がある場合は、私のようにプロデュース会社に相談するのはとても有効な手段です。
ただゼロ婚に限って言いますと、対象エリアが限られているというデメリットがあります。ゼロ婚は東京・埼玉・横浜・大阪・京都が対応エリアとなっています(2021年1月現在)。
上記対象エリアで挙式を希望されていて、なおかつ節約必須、それでも結婚式の質やボリュームを落としたくないという方はゼロ婚はチェックしてみる価値ありです。
※無料で会場見学や挙式希望日の仮予約まで全て行えます。
それ以外のエリアで挙式を考えていらっしゃる場合は、「スマ婚」「楽婚」というプロデュース会社もあります。
この2つの会社は全国展開しておりますので、希望エリアに関係なく利用できるようです。興味がありましたらこの2つの会社も確認してみて下さい。
費用を抑えたら色々な面で我慢する結婚式しかできない、ということはありません。
諦める前に、1度こういったプロデュース会社さん達に相談してみて下さいね。
きっと、節約しつつもあなたの想い描く結婚式を作り上げる力になってくれるはずです。