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高校生の親孝行はいつどんなことをする?【親孝行は親の為のみならず】

はいライフ道
悩みをかかえる女性①
親孝行したいけどイマイチ何をすればよいか分からない高校生

親孝行したいなと思ってもイマイチどうすれば良いか分からないです。

 

高校生でもできる親孝行は何か知りたいな・・・

 

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・親孝行にはどんな種類があるのか
・いつ実行すると良いのか
・実際の親の声ってどんな感じ?
・実は親孝行は親の為だけではない事実

 

記事を書いている私は、

 

心の持ち方や親子関係の大切さを伝える講演会活動の手伝いなどに関わり20年以上になります。

仕事では、高校生の進路サポート業務に携わり10年以上になります。

 

こういった私が解説していきます。

 

1.高校生が実行する親孝行にはどんなものがあるか

 

そもそも親孝行とは何か

辞書の意味はどうなっているか。

親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと。また、そのさまや、その人。

コトバンク『精選版 日本国語大辞典』より

何か特定の行為を指すのではなく、親を大切にする思いやその行動全般のことを指して親孝行というようです。

 

なので、親を大切に思う気持ちから生まれた行為は、何か特別なことに限らず「親孝行」ということができます。

 

親孝行の種類と実際のエピソード

①親孝行の種類

それでは親孝行にはどんな種類があるのか大まかに確認してみたいと思います。

 

一緒に〇〇へ行く系

どこかに連れて行くパターンの行為ですね。

例としてあげると、

・旅行
・食事
・テーマパーク
・映画

などが選択肢になろうかと思います。

 

何が好きかによって、どこへ行くかも変わってきそうです。

 

〇〇を手伝う系

続いては、普段はやってもらっていることを自分も加わってサポートする。
もしくは、自分が代わりに行うといったケースになります。

 

例としてあげると、

・料理
・掃除
・買い物
・片付け

などでしょうか。

 

親の調子がすぐれない時に選択肢として選ばれる可能性が高くなる側面もありそうです。

 

〇〇をしてあげる系

ものを送ったり、マッサージなどの行為そのものを提供するパターンもありです。

・贈り物
(チケット、本、その他趣味に関わるもの、手紙)
・マッサージ

などなど

こちらも親が何を好むかによって選択肢は多岐にわたりそうです。

 

②親からの声

色々なエピソードを確認してみると、

・元気でいてくれるだけで嬉しい
・無事に帰って来てくれること
・「ありがとう」の一言
・家事を手伝ってくれること
・疲れてた時に肩をもんでくれたこと

 

色々な場面の「嬉しかったこと」が確認できます。

 

ですが、お礼や感謝を伝えたり、お手伝いを少ししてくれるだけでも、親からするととても嬉しく感じるという意見が多かったです。

 

③実際のエピソード

・調子の悪いときに家事を手伝ってくれた
・病気でパートができない時期に、アルバイトで家計を支えてくれた
・好きなジャンルの映画のチケットをプレゼントしてくれた。

 

知人に親孝行の場面について聞いてみたり、インターネット上での体験談などを拾ってみました。

 

数あるケースのほんの一例に過ぎないのは確かですが、上記のようなエピソードを確認することができました。

 

実行するタイミング

・記念日
親の結婚記念日や誕生日など、お祝いとして何かプレゼントしたり、企画したりするには絶好のタイミングです。

 

・疲れている時や調子の悪い時
これはサポートを必要としている場合が多いと思いますので、親孝行するタイミングとしては絶好のチャンスなのではないでしょうか。

 

ですが・・・

本当はいつでも良いんです。
親を大切に思い、その思いから行動に出た時はいつだって親孝行なんです。

 

ただ、照れくさい場合もあるかと思います。そういう時は、何かのタイミングに便乗するほうが実行しやすいかもしれません。

2.親孝行でとても大切な2つのこと

 

期待しない

1つ目に大切なことは、親孝行を実行した後の相手の反応を「期待しない」ことです。

 

「してあげる」→「させて頂く」という意識に是非シフトして頂きたいな~と思っています。

 

この2つ
「してあげる」→「させて頂く」
どちらもはたらきかける行為ではありますが、いったい何が違うのでしょうか。

 

「してあげる」は言わば上から目線で、親孝行をしてあげたことに対して、何らかの見返りがあるのが当然という意識がベースにあります。

 

「させて頂く」は相手よりも一段身を低く置いており、親孝行の実行それ自体に感謝の念が含まれています。

 

もちろん喜んでもらえることを想定して、

(何をしてあげると良いんだろう~)

と、色々思い悩む場合があることは確かです。

 

ですが、実行することに対して相手の感謝の反応を当然として期待することは、反応が想像と違った時に自分自身の中に不満を生んでしまいます。

 

せっかく親孝行したのにそれが元でギクシャクしてしまうのはとても勿体ないことです。

 

是非親孝行できたこと自体を自分の喜びにして下さい。

 

その上で、更に親が喜んでくれれば儲けもの、くらいの感覚でいた方が自分の気分はそれほど害されず、お互い平和であること間違いなしです(^O^)

 

親孝行は親の為のみならず

ちょっと変わった例えに聞こえるかもしれませんが、親子関係を木に例えさせて下さい。

 

そうすると、

根っこ(=親)~ 幹(=わたしたち)
もしくは
幹(=親)~ 枝葉(=わたしたち)

と表現できるかと思います。

 

ここで大切なのは、

「根っこ~幹」または「幹~枝葉」のいずれにしても

私たちは親を土台として親に支えられている存在であるという点です。

 

実際には親子は別個の人間でくっついている訳ではないので分かりにくいですが、木をイメージすることで親子はお互いに強固な繋がりのある運命共同体と考えることができます。

 

親子関係を木に例えた形でもう一度親孝行を考えてみます。

 

親孝行は親を大切にする行為ですので、わたしたち自身が幹もしくは根っこを大事にする行為ということになります。

 

幹や根っこである親は、わたしたちにとって自分自身を支えてくれている土台です。

 

ということは、「親を大事にすること」=(イコール)「わたしたち自分自身を大切にすること」に何ら他なりません。

 

親を大事にすればするほど、親が喜べば喜ぶほど、わたしたち自身にも大事にされた、もしくは喜びのエネルギーが流れてくるとイメージできるのです。

 

ですので、親孝行は親のためのみならず、自分たち自身のためにもとても大切な行為です。

 

このように聞くと、親孝行できたことそれ自体に感謝することもそれほど難しくはないのではないでしょうか。

 

まとめ

ここまでのおさらいです。

・親を思って実行することは何でも親孝行である
・記念日や特別な日でなくても、本当は親孝行するのはいつでも良い
・「させて頂く」という意識で親孝行を実行すると感謝ベースになって不満は出にくい
・親孝行できること自体を喜んで、見返りを期待しないのがコツ
・親子関係を木に例えると、親は位置関係的に根っこや幹。親は私たちを支える土台に他ならない
・親孝行すること=自分たち自身を大切にすること

 

こう考えてくると、親孝行の逆である親不孝は親が悲しみ弱らせるだけでなく、結局は回りまわって自分たちもそのダメージを受けることになります。

 

ですので、なるべく親はいたわり、大切にして、喜んでもらう方がじぶんたち自身のことを考えてもとってーーーーも大事です!

 

笑顔でいる、お礼を言う、気づいた時にほんの少しでもお手伝いをする、などなど。

 

お金を必要としなくても、特別なことができなくても、実行するハードルがそれほど高くない高校生でもできる親孝行は割とたくさんありそうな気がしてきませんか?

 

あまり難しく考えないで、できそうな身近なことから実行してみて下さいね\(^o^)/

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