今回は何でも根元(=土台)が大事というお話
目に見えている部分も勿論大切ですが、更に大切なのは、それを支えている時には見えにくい部分なのではないか、という点にスポットを当てました。
木に例えますと、葉や幹を支えているのは根っこです。
根っこは目に見えませんが、根がなければ幹が丈夫になることも、葉が生い茂ることもありません。
逆に幹や葉っぱが元気がなくなってきた場合は、養分を根にやること、見えない土台を勇ませることで再び元気になる糸口が見えてきます。
物事を考える場合、支えているものは何か、見えてない土台の部分はどこなのか、を考えること。
これは木でいう根っこに意識を向けることになるため大変重要ということができます。
これは親子関係にも当てはめることができます。
木の話をスライドさせると、子供がいる夫婦を自分たちと考えた場合、根っこが自分たちの父や母、幹が私たち、葉っぱが子どもになります。
子供たちにとって一番身近な土台は私たち両親、私たちにとっての一番身近な土台は自分たちの父や母と言えます。
木のように物理的に全てが繋がっていないので、人間の場合は分かりにくくピンとこないかもしれません。
ですが、親子関係を木の形と同様に考えてみると、私たちは物理的には離れていても運命共同体としてつながっていると言えます。
親孝行とは自分を守ることそのものである!
親孝行は自分の土台を大切にする行為、親不孝は自分の土台である根っこを枯らしてしまう行為です。
このように表現すれば、親孝行がなぜ大事なのかが感じ取れると思いますし、子どもに伝える場合も、ただ大事だと言うより説得力をもって納得してもらえるはずです。
つまり、親孝行とは自分を普段支えてくれている土台に感謝をして大切にするであり、土台を大切にすることは結局は自分を大切にしてる行為に他なりません。
土台を崩せば自分も倒れることになります。
根っこを枯らせてしまえば結局自分も元気に生きてはいけないからです。
まとめ
今回は家庭における親子関係を、気に見て取れる運命共同体に当てはめて考えました。ですが、この親子関係は家庭に限ったことではなく、学校においては先生と生徒、会社においては社長と従業員など色々な場面で当てはめることができます。
目上を大切にすることは、結局は自分を守り勇ませる結果となるはずです。
ご家庭で親孝行の大切さが中々我が子に伝わらない場面に出くわした場合には、よろしければ今回の言い回しを利用してみて下さいね。
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