
いつも喜んで日々を過ごせるシンプルな方法が知りたい人
「いつも喜んで日々を過ごせる方法が知りたいな。でも、周りの人や環境を変えたり、モノやお金が必要となってくるとすぐにはできないかも。シンプルに解決できる良い方法があったら教えて下さい。」
といった疑問にお答えします。
この記事の内容は
・モノやお金を必要とせずに自分の捉え方のみでできます。
この記事を書いている私は、肺気胸という病気で以前入院したことがありました。
病気の経験から、特別なメリットが起こらなくても今過ごせていること自体を喜べるようになりました。
その視点に立つと、喜べる事は意外と自分の周りに沢山あるんだなぁ、ということにも気づきました。
私自身もモノやお金を必要とせずに、自分の捉え方を少しアレンジするという方法でこれまで、そして今も行っていることです。
ついつい不満や愚痴を思ったり言っちゃったりするけれど、できたら目の前に来ることを喜んで受け取って日々を送りたいな、と思う方は是非参考にしてみて下さい。
その前に喜べない心理をまずは何とかしたい、と思う方は似通ってはいますが参考にこちらの記事もどうぞ。
喜べない心理を変える簡単な方法【周りの人や環境を変えずにできる】
いつも喜んで日々を過ごす方法【3つあります】

まず喜ぶこと(理由は後付けでOKです)
すみません、ぶっきらぼうな表現で。
でもこれがとても大切なんです!
理屈抜きに”喜ぶ”という行為をまず実行してください。
とにかく、「良かった!」とか「ありがとうございます」、「感謝します」みたいに喜ぶ意味合いの言葉を出したり思ったりします。
瞬時に(喜べない)(不満だ)と思いたくなる事柄こそこれを実行してください。
なぜ喜べるのか、の理由は後付けでOKなので、まずは”喜ぶ”を行って下さい。
なぜ喜べるのかを考える(自分が喜べる理由を探します)
そして、理屈抜きに喜んだところで後から理由を探します。
理由なく喜んでいられる場合はもちろんそのままで良いと思います。
心の中を喜ぶ状態にしたいだけなので、理屈抜きで大丈夫な場合はその方が簡単です。
理由が必要な時は、これから探します。
この時大切なのは「自分にとって喜べる理由であれば何でも良い」という点です。
誰かに理由を回答するわけではないですし、共感を得る必要もありません。
今しようとしていることの目的は【喜んで日々を過ごす】です。
自分さえその理由で喜べれば、それで十分ということになります。
理由の見つけ方は「喜べない心理を発生させない3つのポイント」と一緒です
少し考えてすぐに喜べる理由が見つかる場合は、特に問題ないですよね。
問題は、すぐに見つからない時にどうやって探すのか。
瞬時に不満に思える時こそ実行して下さい、と伝えているので、不満や喜べない理由はすぐにいくつも出てくるような状況の時、見つけようにも喜べる理由が中々見つからないかもしれません。
そんな時の「喜べる理由の見つけ方」は以下の3つです。
- ポイント1 「当たり前」を作らないこと
- ポイント2 「比較」をしないこと
- ポイント3 目の前のことは自分に「縁」があって現れたと思うこと
「当たり前」を自ら作って喜べるハードルを自分で上げないこと。
「当たり前」の基準を作る前提となる他との「比較」をしないこと。
そして、目の前に現れた人や事柄は全部自分に「縁」があってわざわざ登場してくれている、と捉えること。
実はこれは「喜べない心理を発生させない3つのポイント」と一緒なんです。
この3つのポイントについては
喜べない心理を変える簡単な方法【周りの人や環境を変えずにできる】
という別記事でそれぞれ詳しく説明していますので、よろしければそちらもご覧になって下さい。
当たり前を作らず、比較しない心持ちになるためのコツ

喜べる理由が中々見つからない時、特に最初の2つのポイント(「当たり前」を作らないこと・「比較」をしないこと)が関わっていることがとても多いです。
当たり前と思っていたり、人や何かと比較したりしているとは思っていないけれど、無意識に当たり前と処理したり比較したりしているケースも多々あります。
私も今でもふとすると、そのケースにとっぷりハマっていて、しょちゅうハッとします。
ここでは、喜べる理由を見つけやすくなるように、当たり前を作らず、比較しない心持ちになるためのコツを紹介します。
常識や一般論を自分から外す
自分の中で作られた常識や一般論は、「これが当たり前だ」「普通はこうだ」というメッセージを自分の思考に投げかけてきます。
そして常識や一般論を元に自分の中で様々な事を比較して、喜べない感情に結び付きます。
ですが、大多数の人が常識や一般論に基づいて「普通だ」「当たり前だ」と思っていることでも、そのことが本質的に当たり前であるという証明にはなりません。
私が気胸という病気になったのも1つの例です。
呼吸が普通にできなくなって、初めて普通に呼吸ができることは当たり前ではなかったと痛感しました。
呼吸に不自由を感じたことがない大多数の方にとっては、日常生活で呼吸をするという行為は呼吸をしていることも忘れるくらい「当たり前のこと」と言えるのではないでしょうか。
ですので、喜べる理由探しの時は「これが当たり前だ」「普通はこうだ」という思考の元になる常識や一般論は意識的に頭から外してみて下さい。
これまで「当たり前」で片づけていた事柄の中から、(本当は有難かったんだ!)と喜べる理由がきっと見つかります。
まとめ:捉え方を少しアレンジすることでいつも喜んで日々を過ごせるようになります

記事の要点は以下の通りです。
・①まず喜ぶこと、②なぜ喜べるのかを考える、③理由の見つけ方は「喜べない心理を発生させない3つのポイント」と一緒
・喜べない心理を発生させない3つのポイントは、1⃣「当たり前」を作らないこと、2⃣「比較」しないこと、3⃣目の前のことは自分に「縁」があって現れたと思うこと
・喜べる理由を見つけやすくするために、常識や一般論を意識的に外してみるのも有効です。
以上の方法を利用して、目の前に現れた人や出来事に対してかたっぱしから喜んでみて下さい。
最初は不満に思うことも多々あるかもしれませんが、喜んで日々を過ごしたいという意思を持ち続ければ、喜べていないなと振り返る瞬間に出くわすはずです。
その時に今回お伝えした方法を再確認して、こりずにまたチャレンジしてみて下さい。
何度も何度も反復練習のように繰り返すことで、お伝えした方法が徐々に身についてきます。
段々身についてくると、今度は不思議と喜べない自分を嫌だと感じる場面が出てきます。
そうなればしめたものです!
いつも喜んで日々を送りたいという思いも強くなってくるので、より一層いつも喜んで日々を送るには物事をどう捉えれば良いかという思考が身についてきます。
すると、毎日の喜びが少しずつ確実に多くなっていきます。