
高校生になってもなぜまだ親子喧嘩してしまうんだろう
喧嘩しちゃった時の良い対処方ってあるのかな
そもそも喧嘩しないように受け流せれば一番良いのだけれど
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
高校生になっても親子喧嘩が起こる原因とその対処方法
うまいこと喧嘩せずに受け流せる考え方
記事を書いている私は、
実際に高校生の時にこの考え方になって母との親子喧嘩が激減しました
こういった私がお伝えしていきます。
1.親子喧嘩が起こる原因とその対処方法
そもそも喧嘩とは
■主張のぶつかり合い
自分は正しくて間違っているのは相手、という意識が喧嘩の根底にはあります。
お互いに同じ思いなので、どちらも引きません。
どちらも引かなければ当然ガチンコになります。
これが喧嘩です。
根本に「相手を変えよう」という目的があるのが喧嘩のメカニズムです。
■喧嘩は悪いことなのか
言いたいことをぶつけられる相手がいるということは、ある意味で恵まれているとも言えるので、簡単に喧嘩について良し悪しは決められません。
ですが、喧嘩もあまりに度が過ぎたり頻発したりすると、お互いに消耗しすぎて親子関係もぎこちなくなってしまうかもしれません。
それはとてももったいないことです。
喧嘩が何故起こってしまうのか。
そして、喧嘩が頻繁に起きないようするにはどうすれば良いのか、を考えることもとても大切です。
親子喧嘩の起こる原因
■身内なので遠慮が少なくお互いに譲らない
友人や身の回りの人は他人であり、間柄によって遠慮もあるので親子ほど喧嘩になりやすくはありません。
相手に何か言いたいことが心に湧き出ても、遠慮して言わずに済ませることも多々あります。
一方で家族は一番親しい間柄なので、言いたいことがあれば最も遠慮なく発言できる傾向にあります。
逆に言うと、親子であってもこれまでの環境から遠慮する間柄であれば、それほど親子喧嘩は起きない可能性もあります。
親子喧嘩の起こる原因は、言い分の相違ももちろんあります。
ですが、それに加えて相手に対する遠慮の度合いが親しいゆえに低いことが親子喧嘩の発生する原因であるといえます。
喧嘩してしまった時の対処方
■素直に謝る
これに尽きます。
言葉だけで謝意を伝えるにせよ、お詫びの品を渡しつつ謝るにせよ、何かを振る舞のと一緒に詫びるのせよ、素直に謝ることほど効果的なものあはありません。
シンプルは最強です。
■なるべく早く
発生してからなるべく時間を空けずに謝るのが、早くスッキリするので良いです。
自分の中でなかなか気持ちの踏ん切りがつかず少々時間が必要であれば、翌日に、3日後に、など自分が行動できるタイミングを決めて、決行するのも良いと思います。
謝るまでの期間が延び過ぎるとタイミング自体を無くしてしまうし、なんとなくずっとギクシャクした感じになって、気持ち的にもその間ずっと消耗することになるので避けたほうが良いです。
2.喧嘩せずにうまいこと受け流せる考え方
一番良いのは喧嘩をせずに日々穏やかに過ごせることですよね。
そのためにはどうすれば良いのでしょうか。
私が高校3年の時から、これからご紹介する考え方を利用することで親子喧嘩が激減しましたので、良かったら参考にして下さい。
喧嘩のメカニズムを理解する
■相手を変えようとする意識を捨てる
喧嘩が発生するメカニズムは、お互いに譲らないことです。
喧嘩になる場合、大抵自分には非がないと思っているので譲りたくないですよね。
なんとか相手を正したいと行動に出るものです。
ですが、相手も同じように自分が正しいと思ってます。
普通の会話のやりとりで相手が素直に自分の言葉を受け入れてくれるなら何も問題はありません。
普通の会話のやりとりで相手が反発してきて話し合いがスムーズに進まない場合、その時は
と自分に言い聞かせましょう。
仮に相手を言い負かせられたとしても、言われた相手には不満が残り必ず丸く収まりません。
それは自分が逆の立場だったら、と想像するとなんとなくわかると思います。
変えるのは自分
相手を変えるのは無理と理解したとして、じゃあこの状況を改善するためには一体どうすれば良いのでしょうか。
喧嘩の相手を変えることを諦めて尚かつ状況は改善したいとなると、残る変えられる選択肢は「自分」しか残っていません。
相手が変えられないのなら変えるのは「自分」です。
写し鏡
高校2〜3年生の時に、「相手は自分の写し鏡」ということをメンターから教わりました。
そのことを何回か耳にする機会があり、そんな中で母との口喧嘩に発展しそうな場面にまたも直面しました。
いつものように口論がヒートアップして、更に母に向けて言葉を放とうとした瞬間です。
言い放とうと頭に浮かんだその言葉が、いつも口論になったときに母から受けていた注意の内容そのものだったことに初めて気がついたのでした。
大げさですが、この気づきを得た瞬間は電流が走ったような(走った経験はありませんが・・)、とにかくはっとさせられた瞬間でした。
「理屈が多すぎる」
「感情に負かせて人の話を聞いてない」
「細かいことをごちゃごちゃ言う」
(あ〜、そうか。自分のことだったんだ・・・)
とっさに言葉に詰まりました。
喧嘩言葉は出なくなりましたね。
何か言おうと思っても、いつも自分が言われていることだと分かってしまったので。
■腹が立つのは自分の見たくない面を見せられてるから
自分が目にしていた母は、私の姿が映った母だったんです。
やっとその時教えてもらっていた「相手は写し鏡」ということが、肚にストンと入ってきました。
なので、それを言われたりその行為をされたりすると、余計に怒りたくなるんです。
むしろ自分のことを教えてくれた相手に対して感謝の気持ちすら抱くようになります。
このような考え方を身につけることができれば、今までのように親子喧嘩に発展することは激減します。
この「写し鏡」については別記事で詳しく触れていますので、よかったら参照して下さい。
まとめ
ここまでのおさらいです。
・身内には遠慮が少ないので喧嘩にもなりやすい
・喧嘩してしまったら、なるべく早く素直に謝るのが◎
・相手を変えずに自分を変える
・相手は自分の写し鏡
・相手によって自分を知れたと思えば感謝もできる
私もすぐにこのような受け取り方ができるようになったわけではありませんでした。
ただ、自分で気づけたこともあって、口喧嘩しそうになったときはいつも頭をよぎりました。
そのお陰で何度も喧嘩にならずに静まったのは確かです。
その後は自分でも意識して、相手は自分の鏡であることを意識するようにしました。
親と喧嘩しそうになったときは、以下のポイントが当てはまらないか、一瞬意識してみる練習をして下さい。
この場合の「自分が相手に言われたことがないか」の”相手”とは喧嘩している親とは限りません。
友人や周りの人の場合もあります。
それができるようになってくると、自然と喧嘩することは少なくなります。
なぜなら、親と喧嘩する理由がなくなるからです。
いかがでしたでしょうか。
親子喧嘩をしなくて済むようにしていきたい人は、良かったらこの考え方を試してみて下さい。
慣れてくると今までよりもずっと親子関係がスムーズになって、きっと楽に日常の生活を送れるようになるはずですよ\(^o^)/